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セブン&アイ、ムスリムやヴィーガンへ『セブンプレミアム』食品を自動判別実証実験開始

2020.03.18話題のニュース

株式会社セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、フードダイバーシティ株式会社(以下、フードダイバーシティ)は、2020年3月16日(月)より、東京都内のイトーヨーカドー6店舗でムスリムやヴィーガン(完全菜食主義者)の方向けの「食品判定システム」の実証実験 (以下、本実証実験)を開始した。消費者が、専用のアプリを使って、店舗内の商品棚をスマートフォンで撮影すると、ムスリムやヴィーガンの方が食べてもいいものかどうかについて、アプリが判断材料となる情報を提供する。

例えば、ムスリムフレンドリーかつヴィーガンフレンドリーなアイテムには水色の枠が表示されたり、ムスリムとヴィーガンの方が口にできないと思われるアイテムには黒または灰色の枠が表示されるという。
判定対象となる商品は、セブン&アイグループのプライベートブランド『セブンプレミアム』の食品約2,900アイテム。

 

ハラール・ヴィーガンなど“食の禁忌”をもつ訪日観光客も増加し、日本で食品を購入する場合、翻訳アプリを利用するなど、日本語で書かれた原材料名を頼りに内容を吟味する必要がある。
こうした課題を解決するため、ドコモとフードダイバーシティは“食の禁忌”をお持ちの方が購入可能な商品かどうかの判断をサポートする「食品判定システム」を2018年の9月に開発し、トライアル提供を行っていた。 

 

「食品判定システム」では、フードダイバーシティが提供するムスリム・ベジタリアン向け食事アプリ「HALAL GOURMET JAPAN」内で利用が可能で、アプリの利用は2020年5月31日(日)までの実証実験期間中は無料で使用ができる。「食品判定システム」はドコモが開発した「商品棚画像認識エンジン」を活用する。

 

 

【実証実験の概要】
1. 期間 2020年3月16日(月)〜2020年5月31日(日)

 

2. 実施場所 東京都内のイトーヨーカドー 6店舗
 (大森店、大井町店、アリオ北砂店、曳舟店、食品館三ノ輪店、食品館新宿富久店)

 

3. 内容
消費者専用のアプリを使って、店舗内の商品棚をスマートフォンで撮影すると、ムスリムやヴィーガンの方が食べてもいいものかどうかアプリが判断をサポートする情報が提供される。
また、“食の禁忌”を持つ方が日本の店頭で食品を購入しやすくなるよう、アイテムごとの興味関心度などを検証する。
判定対象商品は『セブンプレミアム』の食品約2,900アイテム。

 

4. 各社の役割
セブン&アイ:食品情報の提供、実験場所の提供
ドコモ:食品判定システムの提供
フードダイバーシティ:アプリの提供
プレスリリースhttps://www.7andi.com/company/news/release/20200316.html

 

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