体験レポートNo3.~服部栄養専門学校学園祭 ヴィーガンプレート提供
2019年11月9・10日(土日)に東京都渋谷区にある服部栄養専門学校で第62回学園祭が開催され生徒たちが作った和食、洋食、スイーツ、パンなどのメニューが振舞われる中、ひときわ興味を注ぐ食の多様性「ヴィーガンプレート」が提供されました。
提供されるすべてのメニューには栄養価のうち、カロリーと7アレルゲン(たまご・牛乳・そば・小麦・ピーナッツ・えび・かに)に配慮したピクトグラムが掲載され、どのメニューにも長蛇の列が並び人気の高さがうかがえます。
学園祭の想像を超えるプロの味わいが楽しめるメニューがずらり。
今回は、ヴィーガンプレート(1000円)をチョイス。
〇焼き野菜の肉あんかけ(赤いお皿)
→おからこんにゃくのボールを素揚げしたものに、甘辛い大豆肉のみそ餡がのっています。
おからボールが淡白なため、みその塩味では若干物足りなさもあるのですが、それも狙いなのでしょうか。手作りラー油をかけると味がしっかりしてとてもおいしかったです。
〇れんこんカレー
→大豆のお肉とおからこんにゃくを使用し、キーマカレー味に。レンコンのシャキシャキさが甘みを感じられおいしく絶品。
〇ひよこ豆とキヌアのコロッケ
→ディップソースは、彩豊かなこま切野菜と豆乳クリームチーズが絡み、コロッケにつけると味わいが広がり濃厚さが勝ちました。
〇ベジコブスープ →昆布だしでこんにゃく麺を使用。こうばしいネギ油を加えても一食分で20カロリーです。この麺は、こんにゃく独特の歯切れ感がなく、どちらかというと、切干大根のしっかり煮たものを噛むような感じで、こんにゃくと言われないと気が付かないんではないかと思う麺となっていました。どれもとてもおいしく、清潔で作られた環境で、安心して食べられました。
ベジタリアンやヴィーガンについて学ぶ学生さんが増えることで、食の多様性を受け入れる社会が作られていく気がしました。益々今後の日本の食が楽しみになる学園祭でした。毎年開催されていますので、来年いかがでしょうか。
ちなみに、今話題の日曜テレビドラマ「グランメゾン東京」の料理監修もおこなっている学校です。(上記写真より)