「日本の食をPR」テクノロジーで新しい体験型観光へ
東京と熊本をつなぎ遠隔観光する「新しい体験型観光」へ
「食」の観光市場において、訪日観光客は年々増加しているものの、東京や京都など一部のエリアへの滞在が中心で、他のさまざまな地域への回遊がまだまだ不十分である。その不十分さを「地域の魅力」として地域性を活かし、PRやシティープロモーションが行われる中、「新しい体験型観光」の必要性も注目されている。
伝統的な日本文化だけでなく、医療、美容、ITゲームといったさまざまな日本の技術はもちろんだが、「ITテクノロジーを体感してみたい」そんな日本人からしてみれば当たり前と思われがちなことも、世界からみても、「体験してみたい」と思わせる内容のひとつになっている。
また、少子高齢化が進む日本では、「どこかに行きたい」と思いつつも、さまざまな理由により行けないこともある。こうした中でも、デジタルテクノロジーを活用した体験型観光コンテンツのニーズが高まっている。しかし提供しているサービスは少ない。
このニーズに着目した凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、「IoA仮想テレポーテーション®」技術を活用して、東京(丸の内)と熊本をつなぎ、「新しい体験型観光」に向けて地域性×農業×ITテクノロジーをミックスした遠隔観光イベントを実施する。
この遠隔観光イベントでは、凸版印刷の地方創生・観光立国の共創拠点「NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI」(東京都千代田区)と、熊本県の「福田農場」(熊本県水俣市)をつなぎ、東京・丸の内にいる観光客が「福田農場」を遠隔で体験できる。
■ 本実証の概要
2019年11月3日(日)
1回目:11:00 ~ 12:00
2回目:13:00 ~ 14:00
■イベント概要
体験①:VRシアターでの文化財VR作品のご鑑賞 VRシアターにおいて、VR作品「熊本城」を上映。 国内の貴重な著名文化財のVR作品を通じて、あたかも実際にその場にいるかのような体験ができます。
体験②:遠隔で熊本県の観光農園ガイド体験 「IoA仮想テレポーテーション®」を活用して大画面の高精細映像配信で、熊本県の「福田農場」(熊本県水俣市)とつなぎ、遠隔で観光農園ガイドを実施いたします。
現地案内人:「福田農場」専務取締役 福田浩樹様 <ガイド内容> ・不知火海と天草の島々を一望できる眺望や立地のご説明 ・農園や湯の児スペイン村のご案内 ・みかん狩りのガイド(品種の特徴や食べ頃の見分け方、採り方、美味しい食べ方) 等
■入場料・詳細 詳細・申し込み:https://japanharvest2019-VR-gallery.peatix.com
■定 員:各回10名 料 金:無料 ※本体験は無料になりますが、Peatixでの事前申込が必要です。
【参考】 https://japan-harvest.jp/
【プレスリリース】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000318.000033034.html
地域の魅力を味わってもらうために、その場所・ヒト・モノ・コトに触れてもらえる機会は極めて重要であり不可欠である。しかしながら、時代に合った新しさを受け入れることもまた「体験」のひとつとなる。